天冥のコンキスタ 体験版感想

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エウシュリーの新作なのだが…。

設定やシナリオなどが全く説明されないまま、戦闘シミュレーションをプレイすることになる。スーパーロボット大戦のような将棋系のマスゲー。
デフォルトの難易度のまま初めて、何も考えないまま移動と攻撃をしていると普通に全滅する。敵のパッシブスキルに、ターン開始時自動回復や、属性による地形適応攻撃力ボーナスなどがあり、敵1VS味方1という構図で殴り合うとキャラによっては普通に押し負ける。チュートリアルとは思えない難易度。体験版の最初のマップでこれ。
2マップ目からは敵に遠距離攻撃キャラが増え始めて、3マップ目ではさらに遠距離持ちの敵キャラが増える。捕獲をすることでその敵キャラを使うことも可能だが、捕獲をしても使用可能なのは次マップからなので、基本的に新しい敵キャラに射程負けする。こちらは移動3射程1が基本となるキャラクターが中心の中、敵キャラは移動3射程2ぐらいは普通に持っていて、移動2射程5みたいな敵もいる。単純にレンジ負けしていて、何も考えず相手の前衛を攻撃し始めると、敵キャラの前衛と後衛から味方の前衛がボコボコにされる展開になる。そこで死なずにダメージを耐えきれたとしても、回復キャラが少なく、その貴重な回復キャラの回復量も敵キャラの攻撃1回分くらいしか回復しない。所持できるアイテムも1キャラクターに3個までと固定されていて、体験版3マップ目開始時点で全キャラに回復アイテムガン積みしとかないとな、なんて発想にはならないのに、やっとなかないときつそう。それに加えて、戦闘シミュレーション中のセーブは、消費アイテムがいる。最初からやり直して敵前衛キャラを1匹づつ釣って、くらったダメージはターンを消費しながら少しずつ回復して、それからまた釣ってを繰り返せばいいのかもしれないが、自分は3マップ目で全滅した時にプレイを放棄した。

体験版ボーナスみたいなポイントをもらってからほぼ使わなかったので、使えば普通にクリアできるのかもしれない。戦闘中に特に意識することなく発生した友情スキルみたいな追加ボーナスみたいなものがあって、チュートリアル中でも特に詳しく説明のされない、他のキャラクターと隣のマスにいることで効果の発生するスキル等が細かく色々あるみたいで、その辺も駆使すれば難なくクリアできるのかもしれない。

正直な話、プレイしていて楽しくなかった、ていうのが本音になってしまって、昔から好きなメーカーであるエウシュリーなこともあってなんとも言えない。タブレットでもプレイできるように進化していきますってなったころから自分には合わなくなっていった気がする。操作性とゲームバランスがもうちょっと改善されれば普通に面白そうなのだが…。

ゲームとしては、最善手を考えてプレイしていくゲームで、ミスると1キャラ犠牲になる、みたいな、詰め将棋のような難しさを追求した感じで、気軽にサクサクプレイしながらエロシーンもあるよ、っていう感じではない。
敵の性能、スキル、射程、地形適応、友情スキル、捕獲制度、体験版ポイント、すべてを理解して機能させれば全然簡単にクリアできますよ、ってことなのかもしれないけど、体験版で考えるにはあまりにも要素が多すぎる。どんな世界観で、どんなゲームで、どんなエッチシーンかを知りたいだけだったのだが、3マップ目をクリアできなかった自分の視点では、プロローグなし、戦闘シミュレーションの細かい説明はなし、エッチシーンは捕獲のモブキャラだけ、ということに。クリアすれば先があったのだろうか…。

ガチでクリアしにいかないと進めることができない体験版。

げっちゅ屋 商品ページから体験版のダウンロードも可


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